で、この WinFSとは何者かというと、次世代Windowsである Windows Vistaに当初搭載される予定"だった"、 目玉機能の一つです。
あんまり詳しくは理解していませんが、従来の NTFSに代わる ファイルシステムで、 ファイル情報をデータベース(SQL Serverベース?)で管理して、 ファイルやディレクトリに対するメタデータの付与、インデックス化なんかを容易に扱えるようにしたもの、とかだった気がします。
と、多分これではわけがわからないと思いますが、 実際のユーザーにとってのメリットは、マイコンピュータとかエクスプローラが便利になるという点です。
具体的には、たとえば ファイルに今流行の"タグ"(揶揄)をつけて分類したり、 このタグからすばやく検索したりといったことが可能になります。
ただ、一般的なユーザーの方々には、この便利さはちょっとわかりにくいかもしれません。(僕自身もそこまで凄いと思えないし。)
確かちょっと前には最初の Vistaのリリースに間に合わず、サービスパックで提供する形になるという報道があり、 その時点でもダイジョウブかいなって声があちこちで聞こえていたのですが、 結局中止になってしまったようです。
となると、Vistaに残された目玉機能というと、
- ウィンドウを立体にしたり、透明にできたりする Aero
- Aeroを実現する新しいグラフィックエンジン(WPFだっけ? ただこれは開発者向け。)
- サイドバーとガジェット(Google DesktopやYahoo widgit、Operaなんかもあるし。)
もうこれもあちこちで言われていますが、ようは見た目だけ。
確か Windows XPが出たのが 2002年。既に 4年近く経ってようやく登場の次期OSなのに、 なんだかマイナーバージョンアップくらいのションボリ具合。
別に Windows信者ってわけではないですが(逆に他の環境にすぐ乗り換えるということもなさそうですが)、 もうちょっとワクワクしたかったなぁ。。。と思うのでした。
であ、また。