TepaEditor Readme
目次
- TepaEditorについて
- 配布について
- インストール、アンインストール方法
- TepaEditor 5 の新機能
- 仕様変更に伴う注意点
- 動作環境
- 仕様・制限
- 著作権情報
- 謝辞
- TepaEditorサポートページのお知らせ
更新履歴はhistory.htmlをご覧下さい。
1. TepaEditorについて
TepaEditorをご利用いただき、ありがとうございます。
TepaEditorは配色や強調表示などの編集環境をいつでも切り替えできる「編集モード機能」や、多彩な「文章整形機能」、
ツールバーからいつでも検索可能な「サーチバー」など、多彩な機能を搭載したテキストエディターです。
UTF-8などへの文字コード・改行コードを指定しての保存、最大 30000回まで可能なアンドゥ(元に戻す)、行番号やルーラの表示など、エディターとしての基本機能も充実しています。
文章の作成・編集からプログラミングまで、幅広くご利用いただけます。
2. 配布について
TepaEditorはフリーソフトウェアとして公開しています。商用、非商用を問わずに無料にてご利用いただけます。
再配布、コピーも自由に行っていただいて構いません。(雑誌や Webサイトへの収録も含みます。)
ただしその際は元のパッケージ(ZIPパッケージ、またはインストーラーパッケージ)に含まれている全てのファイルを、変更を加えることなくそのままの形で含めるようにしてください。
正式な最新版は TepaEditorサポートページからダウンロードできます。
TepaEditorに含まれる全てのファイルは avast! Home Editionにて、ウィルスチェックを行っています。 (ただし万が一の事態に備え、インストールの前に改めてウィルスチェックを行うことをお勧めいたします。)
3. インストール、アンインストール方法
インストール方法
インストーラーパッケージ
ダウンロードしたインストーラーファイル (tepa.[バージョン番号].exe)を実行すると、インストーラーが起動します。インストールは以下の流れで行われます。
- 開始画面
- インストール先の指定 - インストール先となるフォルダーを指定します。(既に存在するフォルダーを指定すると、そのままインストールしてよいかの確認ダイアログが表示されます。)
- インストールするアイテムの選択 - インストールするアイテムを選択します。以下のいずれかを選択します。
- すべてのファイルをインストール(TepaEditor本体、ヘルプ、各種編集モード)
- TepaEditor本体、ヘルプのみをインストール
- プログラムグループの指定 - スタートメニューに登録するメニューの名前を指定します。
- 旧バージョン (Ver4.38以前)の環境の引継ぎ - 手順3.で Ver4.38以前の TepaEditorがインストールされたフォルダーを指定した場合(かつ、インストーラー版でインストールされていた場合)、以前の環境を引き継ぐかどうかを指定します。指定する項目は以下の通りです。
- ツールランチャー
- 編集モードの関連付け
- 編集モードの関連付け - 編集モードの関連付けを行うかどうかを指定します。関連付けを行うと、ファイルを開いたときにファイルの種類に応じた編集モードが自動的に適用されるようになります。(手順 3.で「すべてのファイルをインストール」を選択した場合のみ)
- 追加処理の選択 - デスクトップ、クイック起動にショートカットを登録するかどうかを指定します。
- インストール完了 - 「インストール」ボタンをクリックすると、インストールを開始します。
- 完了 - 以上でインストールが完了です。「TepaEditorを実行する」にチェックして完了すると、完了後に TepaEditorを起動します。
古いバージョン(Ver4.38以前)の TepaEditorが既にインストールされているフォルダーに TepaEditor 5のインストールを行うと、アンインストール情報や設定ファイルが上書きされます。 古いバージョンのTepaEditorと TepaEditor 5と共存させたい場合は、インストール先に別のフォルダーを指定してください。
インストールが完了すると、以下のファイルがコピーされます。
ファイル名 | 内容 | 補足 |
---|---|---|
tepa.exe | TepaEditor本体 | |
tepa.chm | ヘルプファイル | |
readme.html | ご利用の際にご確認いただく内容 | |
C#.em2 | C#用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
C++.em2 | C++用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
CSS.em2 | CSS用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
Delphi.em2 | Delphi用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
HTML(XML).em2 | HTML・XML用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
HTML(完全版).em2 | HTML用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
Java.em2 | Java用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
JavaScript(prototype.js).em2 | JavaScript(+prototype.js)用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
Perl.em2 | Perl用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
PHP.em2 | PHP用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
Ruby.em2 | Ruby用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
VisualBasic.em2 | VisualBasic用編集モード定義ファイル | (「すべてのファイルをインストール」を指定した場合のみ) |
editmode.ini | 編集モードの関連付け設定ファイル | (編集モードの関連付けを行った場合、または旧バージョンからの引継ぎを行った場合のみ) |
tepatool.ini | ツールランチャーの設定ファイル | (旧バージョンからの引継ぎを行った場合のみ) |
ZIPパッケージ
ダウンロードしたZIPファイル (tepa.[バージョン番号].zip)を任意のフォルダーに解凍してください。
Windows XP(SP2以降)、Windows Vistaではエクスプローラの「展開」メニューから解凍が行えます。
(Windows 2000では別途 ZIPファイルの解凍用アプリケーションをご利用ください。)
アンインストール方法
インストーラーパッケージ
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」を開き、リストから「TepaEditor」を選択して、「削除」ボタンをクリックしてください。
なお、TepaEditorをインストールしたフォルダーに設定ファイル(iniファイル)や編集モード定義ファイルなどが存在している場合、TepaEditorをインストールしたフォルダーは削除されません。 今後必要がない場合はお手数ですが、手動で削除するようお願いいたします。
ZIPパッケージ
インストール時に展開したファイルをすべて削除してください。また、インストール後に作成された設定ファイルや編集モード定義ファイルも必要なければ削除してください。
TepaEditorはインストーラー以外ではレジストリを使用しないため、ファイルを削除するだけでアンインストールすることができます。
4. TepaEditor 5 の新機能
TepaEditor 5 には、以下の新たな機能が加わりました。
- ショートカットキーカスタマイズ
- 簡易強調
- 自動保存
- ツールランチャーの設定の強化
- MS-IMEの再変換対応
- 複数ユーザー対応
- 選択範囲の行ソート機能
- 「ウィンドウ」メニュー(起動中のTepaEditorの制御-ウィンドウの列挙や最小化などが可能に)
- 「フォルダーを開く」メニュー
- ナンバリングの強化
- 編集中ファイルのロック
- エディター部の分割
- 検索文字列の強調表示
- 選択範囲のみの全置換
- 矩形選択時のみのフリーカーソル
- カーソル位置から行頭・行末まで削除
- 禁則処理設定を編集モードへ移動
ショートカットキーカスタマイズ
TepaEditorのほぼすべての機能に対して自由にショートカットキーの割り当て、変更を行えるようになりました。
キーカスタマイズについての詳細は、ヘルプの
ページをご覧ください。簡易強調
簡易強調は、文中の特定のキーワードを一時的に強調表示させることができます。
編集モードの強調表示とは独立しているため、編集モードを切り替えても簡易強調文字はそのまま保持されます。
文章の作成中にキーワードをメモ的に強調させたい場合に便利です。
簡易強調についての詳細は、ヘルプの
ページをご覧ください。自動保存
自動保存は編集中のファイルを定期的に保存する機能です。
保存のし忘れや PCのフリーズなどによる編集中の文章の消失を防ぐ事ができます。
定期バックアップについての詳細は、ヘルプの
ページをご覧ください。ツールランチャーの強化
外部ツールを登録、エディター上から起動できるツールランチャーでコマンドラインオプションの直接指定や、ショートカットキーの割り当てが可能になりました。
ツールランチャーについての詳細は、
ページをご覧ください。MS-IMEの再変換対応
MS-IMEの再変換機能に対応しました。
再変換を行いたい部分を選択状態にしてからキーボードの「変換」キーを押すことで、入力された文を再変換することができます。
(対応環境は MS-IME98以降、もしくは Windows98以降となります。)
複数ユーザー対応
同じPCを複数のユーザーが利用する環境へ対応するため、マルチユーザーモードを追加しました。
マルチユーザーモードでは、設定ファイル(各種INIファイル)や編集モード定義ファイルが Windowsのログインユーザーごとに異なるフォルダーから読み書きされるようになり、ユーザー毎に異なる設定で TepaEditorを使えるようになります。
マルチユーザーモードについての詳細は、
ページをご覧ください。5. 仕様変更に伴う注意点
TepaEditor 5 から、編集モードの関連付けとツールランチャーの設定ファイルが変更になりました。そのため、そのまま古いバージョンの TepaEditorに上書きすると以前の設定が引き継がれません。
以前の環境の設定を引き継ぐには、インストーラー版を使って以下の手順でインストールしていただく必要があります。
- インストーラー版のインストーラーを起動します。
- 「インストール先の指定」で旧バージョンと同じフォルダーを指定します。(インストーラーによりインストールしていた場合は、通常そのまま「C:\Program Files\TepaEditor」になります。)
- 同じフォルダーにインストールしてよいかの確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックします。
- インストーラーを進めて、「旧バージョン (Ver4.38以前)の環境の引継ぎ」で「編集モードの関連付け」をチェックします。
- 以降は指示に従い、インストールを進行、完了します。
以上で、ツールランチャー、編集モードの関連付けの設定が引き継がれます。
7. 動作環境
TepaEditorは以下の Windows系 OSが動作する PC上で動作します。
- Windows 2000
- Windows XP
- Windows Vista (64ビット版を含む)
- 上記以外の OSでの動作は保証しておりません。
- Windows Serverシリーズでの動作確認は行っておりません。
- ハンドベルト系Windows(Windows CEなど)では動作しません。
ハードウェアへの依存は特にありませんが、CPU、メモリの能力に比例して動作が快適になります。
8. 著作権・免責
- TepaEditorの著作権は作者である小林 哉が所有しています。
- TepaEditorが原因で生じたいかなる事故や損害に対して、作者は一切責任を負いません。
- 公的良俗、日本国が定める法律に反する目的にはご利用いただけません。
9. 謝辞
TepaEditorは以下のライブラリ、コンポーネントを使用させて頂いています。
- TEditor/TStringPrinter (本田勝彦氏)
- 正規表現を使った文字列探索/操作コンポーネント集 (bmonkey氏)
- FastMM4 (Pierre le Riche氏) (FastMM4は MPLライセンスの元で配布されています。)
- GLDPNG (tarquin氏)
- jconvert.pas (EarthWave Soft/IKEDA Takahiro氏)
インストーラーには Inno Setupを利用させていただいてます。
素晴らしいライブラリ、コンポーネントを公開していただき、ありがとうございます。
また、サポート掲示板やメールにて、多くのご意見やご感想、不具合のご報告をいただいています。
こうしたお声は、TepaEditorの改善に役立たせていただいています。ご協力ありがとうございます。
そして、TepaEditorをご利用の全ての皆様に感謝いたします。
10. TepaEditorサポートページのお知らせ
TepaEditorサポートページでは、 サポート用掲示板を設置して、TepaEditorに関するご意見やご質問を受け付けております。 お知らせいただいたご意見やご要望は、積極的に取り入れていきたいと思います。
また、皆様が作成した編集モード定義ファイルの投稿もお待ちしております。
投稿していただいた定義ファイルは、サポートページ上で公開させて頂きます。
メールに、お名前(ハンドルネーム可)、連絡先メールアドレス(非公開を希望の方はその旨をお書きください)、
定義ファイルの解説をご記入し、定義ファイルをメールに添付(他のサイトで公開されている場合はそのサイトのURLのみでもかまいません)した上で、
tepa.support 'at' greenspace.infoまでお送り下さい。('at'の部分を、@に置き換えてください。)