Begin! TwitterTwitterをはじめよう!

ここでは Twitter がどんなサービスなのか、実際の活用事例なども交えつつ紹介しています。

Twitter とは

「今、何してる?」から始まった、シンプルな Web サービス

2006年10月に米国でスタートした Twitter は「What are you doing? (今、なにしてる?)」をひたすら更新していくという、とてもシンプルな Web サービスでした。

アカウント登録をすると自分専用のホーム画面が作成されて、いま何しているかを送信していきます。送信された発言は特に設定をしなければ世界中の誰でも見ることができます。

何してる?に答えてく!
これは 2007年当時のホーム画面。機能はシンプルで、対応している言語は英語のみ。リツイートはもちろん、画像や動画の投稿、検索機能すらありませんでした。

送信できる文字数は最大 140文字に制限されているので、長い文章などは投稿できません。ですのに「ツイート=つぶやき」と表現されるように、短い文章をつぶやくように次々と送信していく形になります。

最初のツイート
公開されている中で 1番古いものと言われている開発者のツイート。ここからツイッターの歴史が始まりました。

「何してる?」から「どうしてる?」へ。サービスの広がり

サービス公開当初は最大 140文字という小さな単位で投稿していくブログのようなサービスとして捉えられ、「ミニブログ」や「マイクロブログ」などと呼ばれていました。

その後、利用者が増えるにしたがって、メールやメッセンジャーなどと並ぶ新たなコミュニケーションツール、そして誰でもリアルタイムで情報を伝えられるメディアの一種として扱われるようになり、様々なシーンで活用されるようになりました。

開始当初の「いま、何してる?(What are you doing?)」というフレーズも、いまでは「いま、どうしてる?(What's happening?)」という表現に変わり、リアルタイムな情報発信ツールとしての側面が強く出されるようになりました。

2010年のホーム画面
2010年頃のホーム画面。このころになると日本語を含む 6ヶ国語に対応し、「いま、何してる?」から「いまどうしてる?」に変化。リアルタイムコミュニケーションツールとして進化していきました。

SNSからメディア、情報インフラへ

ゆるやかなつながり、コミュニケーション

Twitterにはフォローという、他のアカウントを登録する機能があります。

フォローすると、そのアカウントの発言を自分のホームページ上に表示させることができます。 フォローするアカウントを増やしていくことで、「駅前のカフェでコーヒー飲んでる」「仕事中。忙しい!」などといった色んな人の発言が次々に流れてくるようになります。

フォローはその機能的に事前の手続きなどは必要なく、誰でも自由に フォローしたり、逆にフォローを外したりしてよい形になっているので、見知らぬ人でも気軽にフォローして、そのアカウントの発言を見ることができます。

また、特定の発言に対して返信する機能もあり、その発言内容は相手のアカウントだけでなく、自分をフォローしているアカウントにも流れることになるので、さらにそれがきっかけで別にアカウントとのコミュニケーションに発展することもあります。

友達の会話が見れる。ここからおしゃべりが始まることも!

こうしたゆるやかなつながり、また、そこから生まれる自然発生的なコミュニケーションが Twitterの魅力の一つとも言えます。

また、ダイレクトメッセージという特定の相手にだけメッセージを送れる機能もあり、純粋なコミュニケーションツールとしても活用することもできます。

メディアとしての Twitter - 企業や有名人も情報発信

Twitter は 2017年 4月時点で、全世界で 3億人以上もの人々に利用されており、様々な国や地域から発言が投稿されています。 そのため、どこかで事件や出来事が起こると、そのニュースについての発言が一斉に投稿され、さらにそこからフォローのつながりによって全世界へと広がっています。

2017年のアメリカ大統領選挙ではトランプ、ヒラリー両陣営が互いに Twitter 上で主張を交えるなど、情報戦の手段として活用されました。

このように実際に事件の現場からの投稿は既存のテレビやニュースサイトよりも早く、そしてすぐに広まっていくため、Twitter をメディアとしても広く活用されるようになってきています。

企業でも Twitter を活用することは一般的となり、広告やキャンペーン、イベントなど、公式のアカウントとして積極的に情報発信を行っています。

トランプ大統領が金総書記への会談を呼び掛けるツイート
2019年6月に電撃的に行われた米朝会談はトランプ大統領のツイートがきっかけで実現したと言われています。

情報伝達のインフラとなる Twitter

2011年の東日本大震災では、停電や障害などによって電話やテレビなどが使えない状況の中、コミュニケーションや情報収集の手段として Twitter が活用されました。 その後も大規模な災害や事故が発生した際には、重要な情報伝達手段としてたびたび活用されています。

スマートフォンが普及したことによって、電波さえあれば いつでもどこでも情報の入手、発信が行うことができるようになり、 発信した情報が即座に世界中の人々に伝えられるメディア性と、返信やダイレクトメッセージといったコミュケーション性を併せ持った Twitter は情報インフラとしても側面も担うようになってきています。

使い方はあなた次第

こうして世界中の人々が利用するようになった Twitter ですが、その使い方も様々です。

リアルタイムな情報収集ツールとして
上でも挙げたとおり、Twitterでは様々な情報がリアルタイムで伝わってきます。コンピュータ関係に限らず、ニュースや芸能、ゲームなど、世界中の様々な話題がすぐさま Twitter上に伝わってきます。こうした最新の情報をいち早くキャッチするためのツールとして活用することもできます。
情報発信ツールとして
逆に Twitter 上を活用して積極的に情報発信をしていくこともできます。例えば、今いる場所で起きている出来事、自分の仕事やプライベートの活動の最新情報のお知らせ、何かに対する意見、いま注目している話題などなど...情報メディアとして Twitter を活用することで自分の情報をリアルタイムに広めることができます。
コミュニケーションを楽しむ
Twitterには他のユーザーに簡単に話しかける仕組みがあるので、これを活用してチャットを楽しんだり、友達の輪を広げたりすることができます。

ここに挙げたのは、あくまで一例です。他にも色々な楽しみ方があると思いますので、あなたのスタイルにあった使い方を見つけて楽しみましょう!

続いてのツイッターのはじめかたでは、Twitter を実際に利用するための手順をご紹介します。

すでにアカウント登録が済んでいる方はツイッターの使い方をご覧ください。