Twitter不具合一覧
これまで Twitter で起こった(今も時々起こる)不具合を列挙。漏れているのもあるかも。
・サーバーダウン、不調
外部からの攻撃や、サーバープログラムの不具合によってサーバーがつながりにくい、または完全にアクセスできなくなる症状。
鳥に連れて行かれるクジラや 503 Not Available というメッセージがでるか、接続がタイムアウトする。
・遅延
タイムライン上の他のユーザーのつぶやきが遅れて届く症状。
何かの大イベント(主に海外のスポーツや選挙)などで投稿数が増えたり、サーバーの不調などで発生する。
概ね徐々に流れが遅れだし、最大数時間遅れでつぶやきが届くことも。
自分の つぶやきは遅れなく届くため、投稿し続けると、タイムライン上に自分のつぶやきばかりが並ぶように見える。
自分宛の返信や各ユーザーの個人ページを直接開くと、比較的遅れなく見ることができる。
・アイコン表示の不具合
ユーザーのアイコンが表示されなくなる、以前利用していた古いアイコンに戻ってしまう、デフォルトのアイコンに戻ってしまうなどの症状。
Twitter側の不具合の場合や、表示されない場合は Amazon の Webサービス(AS3)の不調が原因の場合がある。
・レイアウト崩れ
Twitter公式Webのレイアウトが崩れて表示されてしまう症状。これも Amazon の Webサービスが原因になっている場合がある。
・カウンターリセット
つぶやき数やフォローしている人数、フォローされている人数、DMの数 が一時的に 0 になったり、実際とは異なる値で表示される症状
・タイムライン抜け
タイムラインに一部のフォローしているユーザーの発言しか流れてこなくなる症状。
表示されていなくても、ユーザーのページを直接見ると見る事ができる場合もある。
クライアントソフトでのタイムライン取得漏れ(1回の取得しきれない)と異なり、Twitterの公式サイト上でも発生する。
・ランダムタイムライン
上の逆バージョンで、フォローしていないユーザーのつぶやきがタイムライン上に流れてくる症状。
・アカウント入れ替わり
他人のアカウントと入れ替わった状態でログインしてしまう症状。
投稿すると入れ替わった相手のつぶやきなってしまったり、その人のダイレクトメッセージ(DM)も見えてしまう。
現在はあまり発生しないものの、DMで個人情報などを扱っていた場合にそれも見られてしまうなど、深刻な問題となった。
このほか、アカウント削除後に復活すると、過去の発言がすべて文字化けした状態で復活してしまう、
また、アカウント名の変更で前のアカウント名とダブった状態でアカウントができてしまったり、逆に 1つのアカウントにされてしまう、
数字だけのアカウント名のお気に入りなどが見られない、Web上で JavaScript周りのエラーによって、操作が正しく行えない、などなど、
細かい不具合が色々存在した。(現在はほぼ改修されている。)
<不具合ではなく制限>
・API制限
Twitterの API (クライアントソフトや外部サービスから Twitterの機能を呼び出す方法) には
呼び出し回数制限(現在は 1時間に 150回)が設けられていて、この回数を超えると回復するまで API を使うことができなくる。
この制限はアカウントごとにかかるため、たとえば複数のクライアントを立ち上げていたり、リロードを繰り返したりすると、APIを使った操作が一切行えなくなる。
Twitter の公式サイト上からの操作は API を利用しないため、この制限は当てはまらない。
・投稿制限
投稿は 1日 1000件まで。これは API に限らず、公式サイトや SMS経由の投稿も 1回として加算される。
・DM制限
同じく DMの送信 は 1日 250件まで
・フォロー人数制限
フォロー人数に関しては、フォローされている人数との比率で制限されている。(現時点では明確な比率は明かされていない。人数により変動?) たとえば、23人にしかフォローされていないのに、50,000人フォローするようなことはできない。(公式の例)
これらは Twitter がサーバーを保護する目的で意図的に課している制限なので、基本的には回避不能。
(一部、これを回避する目的で複数アカウントで作成しているユーザーもいるが、サーバー資源保護の目的を無駄にしてしまうため推奨できない。)
制限については仕様が変更になる可能性もあるので適宜公式サイトを確認するとよい。
Twitter API Wiki / Rate limiting (API制限)
Twitter Support :: Following and Update Limits (投稿、DM、フォロー制限)
<不具合を確認するには>
公式のブログ、障害情報ブログ、お知らせアカウント(いずれも英語版)でアナウンスされるのでそこを確認する。
ただし、twitter.com 自体が落ちてしまうとこれも見られなくなるので、その場合はおとなしく復帰を待つか、Mixi や Facebook といった SNS などで情報を確認するとよいかもしれない。
ちなみに日本語公式ブログや Twitterアカウントは、現状、記事の公開に時間がかかっているため、即時性を求めるとあまり役には立たない。
<まとめ>
Twitterは以前から不具合の頻発するサービスで、遅延やサーバーダウンなどは頻発してきた。むしろ今はだいぶ安定してきているといえる。なので、不具合を見つけても、「またかー」といった調子であわてず騒がず冷静に不具合状態を楽しむ位がちょうどいいだろう。
なので、クライアントソフトの前に、まずは Twitter を疑ってみてね。