2009年2月 記事の一覧
のびのび BOY
あの塊魂の製作者が手がけた、PS3用ゲーム「のびのびBOY」が本日よりダウンロード販売開始となったので、早速試してみました。
まあなんというか、とりあえずプレイ画面をご覧アレ。
と、これを見てもあまりよくわからないかもしれませんが、ゲームの内容自体もあまりよくわかりません。
ざっくり内容を書くと、紐みたい体で頭とお尻がつながった BOYというキャラクターをアナログスティックで動かし、体を伸ばしていく。(左右のスティックがそれぞれ頭とお尻に連動し、別々に動かせる) 基本的にはただそれだけです。特にステージをクリアしたり、ストーリーを薦めるといった要素はありません。
ただ、伸ばした距離がネット上でランキングされたり、最終目標として GIRL というキャラクター(最初のムービーの最後に出てくるピンク色のでかいの)に会いに行くという設定はあるようですが、それがゲーム上で直接現れてくるかというとそうでもなさそうです。
とりあえず BOY を伸ばして動かす感覚や、ステージ上の色んな物や生き物との動きの絡みを楽しむといった感じでしょうか。
正直な所、しばらく遊んだ段階で飽きてきてしまったのですが、何か別の要素や味付けが加わってくると、ゲーム性も出てくるような気がします。(確か製作者のインタビューでも様子を見ながら今後色々やっていきたい的なことを語っていた気がします。)この辺りはダウンロードコンテンツの強みでもあると思います。
ちなみに上の画像はゲーム内から直接アップロードしたもの。以前紹介した Spore にも YouTube へのアップロード機能がついてましたが、家庭用ゲームでもこうして手軽に動画がアップロードできるようになるとは、時代の流れを感じなくもありません。
PS Store からのダウンロード販売のみで価格は 800円。まぁ手ごろな値段ではあるので、興味をもたれた方は試してみてはいかがでしょうか。
まだ PS3 をお持ちでない方もこの機会にぜひ。
であ、また。
twicco(ついっこ) が Google から弾かれている?
日本版 Twitter 独自のサービスで、Twitterにコミュニティ機能を提供している twicco が Google から検索しても出てきません。いわゆる Google八分状態。
「twicco」の検索結果を見ると、トップが Twitter の @twicco アカウント。以下、ニュース周りの記事などが続きます。キーワードを「ついっこ」などにしても同様。
ページランクを見ると取得不能に・・・
なんかしら、Googleの規定に触れたのかもしれません。一応 Twitter公式でやってるのでどうにかならないもんかなと思いました。
というかここ最近、日本語版周りの動きがあまりないように見えるのですが、どうなっているのでしょうか。以前は、イベントを行ったり、@twj アカウントでのコミュニケーションなども行っていたのですが、最近はその辺の活動も見られませんし、twicco 自体も若干放置気味の感があります。本家もサービス自体にはそれほど変化はないものの、先日のベンチャーキャピタルから巨額投資や、API周りの改善など、バックエンドでは色々と動きが出ているので、このあたりの情報提供などもして欲しいところ。
昨今の不況の影響が響いている?など邪推してしまうところもありますが、どうにか盛り上げていってもらいたいものです。
であ、また。
「ミニブログ」への違和感
よく Twitter やそのクローンのことを「ミニブログ」と称したりするのですが、この呼び方には常々違和感を感じていました。(ちなみに英語圏では micro-blogging(マイクロブログ)と呼ばれているようです。)
というのも、日本語圏ではブログのように個人の情報発信というよりは、コミュニケーションツールとして使われている傾向が強いためです。
実際に日米の Twitter上の発言を比べてみると、アメリカのユーザーは自分の意見や、ブログやさまざまな活動の宣伝、あとはまさに今何をしているか、など、主に自分自身が何をしているかという内容がメインです。もちろん、リプライ(ユーザーへの返信機能)によるコミュニケーションもあるのですが、これも感想やコメント、ちょっとした挨拶程度で、量的にはそれほど多くはありません。これに対し、日本ではコミュニケーションがメインになっていて、多くの発言がリプライや特定多数の知り合いに向けた内容であることが多いです。感覚的には常に おしゃべりをしている、というよりは、何かの話題がポストされると、それを基点に会話が始まる確率が高いという感じでしょうか。
ここにはおそらく、アメリカが個人主義で自己主張への意識が強いに対して、日本の集団主義でコミュニティの中でのコミュニケーションを好む傾向が強い、などといった日米の文化的、習慣的な違いが現れているのしょう。なので、もちろんどちらの使われ方が良い悪いという話ではありません。
ただ言葉の表現として見たときに、(実質的に)コミュニケーションが主体となっているサービスに対して、個人の自己表現ツールといった印象の強いミニブログという表現を使ってしまうと、すこし意味合いがずれてしまってくるように思います。(そもそもこの前提が間違っている?)とりあえず国内に向けた説明や解説などでは、コミュニケーションサービスとか(非同期な or リアルタイムではない)メッセージ、チャットサービスといった方が、感覚的には近いような気がするのですがどうでしょうか。
なんて思いつつ自分のサイトを見てみたら、ばっちり自分でもミニブログと書いていたので少し表現を変えるか補足しておこう・・・
といったような事を(もう少し砕いて) ここ で話すつもりなんですが、どうでしょうかね・・・
であまた。