Twitter日本語版のリリース
今年 1月に発表された Twitterの日本語版がついにリリースされました。ログインページや設定メニューで言語の切り替えが行えます。
また、かつては怪しげな日本語が表示されていた(CNET) twitter.jpが正式な日本語版サイトのアドレスになったようです。
日本語版にログインして最初に目に付くのが 右上の広告ではないでしょうか。
Twitterは過去にも実験的に個々のページに広告を載せたりしたことがありましたが、正式に広告を掲載しだしたのはこれが初めてだと思います。
Twitterの開発ブログや CNETの記事によると、広告は CGM Marketing社によるもので、まずはTwitter本(CNETの記事では エンジャパン)と トヨタの広告が掲載されるようです。
また Twitterのアカウントを利用したり APIを利用したマッシュアップサイトなどで、特にユーザー層として多いと思われるブロガーや IT系に敏感なユーザーを主なターゲットとして多彩な広告展開をしていく模様です。
これまで明確な収入源が見当たらなかった Twitterですが、ようやく収益化に向けて動き出したといったところでしょうか。
日本語化に関しては APIと求人以外はほぼすべて対応済み。ヘルプや FAQもきちんと日本語化されています。サポートはまだないものの、スタッフを募集しているので将来的には日本語サポートも始まるでしょう。SNSは日本では使えないため、設定から外されています。
その他、ざっと見た簡単な感想などをいくつか。
- 広告はやっぱり違和感。慣れてしまうかもしれないけど、出来ればもう少し今までのレイアウトにあわせた形にしてほしかった。
- ブログパーツも日本語化されているけど、ラインナップが英語版と同じ(MySpaceや Facebook)なので日本語ブログ向けのものも用意するとよいかも。
- とりあえず時間の「x以内 前」は「x以内」でいいんじゃないかな。
- 当サイトの 「Twitterをはじめよう!」の方も順次日本語版のスクリーンショットに切り替えていきます。;)
ちょうど今日の TechCrunchの記事でも 「Twitterはもはや毎日に欠かせないユーティリティだ」(若干表現を変えています)などと述べられている通り、ブロガーやITフリークなど、いわゆるアーリーアダプター層を中心に情報収集やコミュニケーションなどに大いに活用されています。
ですが今回の日本語化によって導入障壁が下がり、これまでよりも幅広い層でユーザーが増え、これまでとはまた違ったタイムライン(発言の流れ)が見え始めるのではないかなとも思っています。こうした日本語化による全体の変化も注目したいと思っています。
日本語化に広告の追加と、新たなステージに入った感のある Twitter、今後も目が離せません。
#あ、ちなみに僕のアカウントは @hajimeです。お気軽に「フォロー」してくださいませ。
最後に Twitter日本語化スタッフの皆様、お疲れ様でした。今後も頑張ってください!
であ、また。