2008年4月 記事の一覧
Twitter日本語版のリリース
今年 1月に発表された Twitterの日本語版がついにリリースされました。ログインページや設定メニューで言語の切り替えが行えます。
また、かつては怪しげな日本語が表示されていた(CNET) twitter.jpが正式な日本語版サイトのアドレスになったようです。
日本語版にログインして最初に目に付くのが 右上の広告ではないでしょうか。
Twitterは過去にも実験的に個々のページに広告を載せたりしたことがありましたが、正式に広告を掲載しだしたのはこれが初めてだと思います。
Twitterの開発ブログや CNETの記事によると、広告は CGM Marketing社によるもので、まずはTwitter本(CNETの記事では エンジャパン)と トヨタの広告が掲載されるようです。
また Twitterのアカウントを利用したり APIを利用したマッシュアップサイトなどで、特にユーザー層として多いと思われるブロガーや IT系に敏感なユーザーを主なターゲットとして多彩な広告展開をしていく模様です。
これまで明確な収入源が見当たらなかった Twitterですが、ようやく収益化に向けて動き出したといったところでしょうか。
日本語化に関しては APIと求人以外はほぼすべて対応済み。ヘルプや FAQもきちんと日本語化されています。サポートはまだないものの、スタッフを募集しているので将来的には日本語サポートも始まるでしょう。SNSは日本では使えないため、設定から外されています。
その他、ざっと見た簡単な感想などをいくつか。
- 広告はやっぱり違和感。慣れてしまうかもしれないけど、出来ればもう少し今までのレイアウトにあわせた形にしてほしかった。
- ブログパーツも日本語化されているけど、ラインナップが英語版と同じ(MySpaceや Facebook)なので日本語ブログ向けのものも用意するとよいかも。
- とりあえず時間の「x以内 前」は「x以内」でいいんじゃないかな。
- 当サイトの 「Twitterをはじめよう!」の方も順次日本語版のスクリーンショットに切り替えていきます。;)
ちょうど今日の TechCrunchの記事でも 「Twitterはもはや毎日に欠かせないユーティリティだ」(若干表現を変えています)などと述べられている通り、ブロガーやITフリークなど、いわゆるアーリーアダプター層を中心に情報収集やコミュニケーションなどに大いに活用されています。
ですが今回の日本語化によって導入障壁が下がり、これまでよりも幅広い層でユーザーが増え、これまでとはまた違ったタイムライン(発言の流れ)が見え始めるのではないかなとも思っています。こうした日本語化による全体の変化も注目したいと思っています。
日本語化に広告の追加と、新たなステージに入った感のある Twitter、今後も目が離せません。
#あ、ちなみに僕のアカウントは @hajimeです。お気軽に「フォロー」してくださいませ。
最後に Twitter日本語化スタッフの皆様、お疲れ様でした。今後も頑張ってください!
であ、また。
TCHO(チョコレート)を買ってみた。
TCHOという謎のチョコレートを見つけたので注文してみた。
きっかけはたまたま見てみた Joi Ito氏のブログ記事。
イマイチ詳細はよくわかってないけど、Timothy Childsという人物(バックグランド調べてみたけどよくわからなかった)が立ち上げたベンチャーのようで、ネット上のみの販売、BETAという表記、開発の段階を示すバージョン的なナンバリングなど、いわゆるギーク層を人を狙ったマーケティングアプローチを取っているようだ。
(同封されてきたカードにも、新しいもの好きなアーリーアダプターなあなたの探究心を評して、製品開発の一端にご招待します、的なことが書かれている。)
この TCHOの "BETA版"は 1個 $5。(+Shipping $5) 値段も手ごろだし、なんだか面白そうなので 2個ほど注文してみた。つまり僕もまんまと釣られてしまったというわけだ。
注文から 1週間ほどで自宅の郵便受けに銀色の緩衝材付き封筒が送られてきた。
中には保冷剤と TCHOが 2袋、そしてメッセージが書かれたカードが何枚か入っていた。開封するとチョコレートのよい香りがあたりに広がる。(封筒の中にさらにジッパーつきのビニール袋で包まれていたけれど、既にほのかに香りはしてた。)
1つの袋には板上のチョコが2枚。12かけ分だけど厚みがあるので量的には普通の板チョコと同じくらいはあると思う。ちなみに バージョン(BATCH NO.)はどちらも "C GHANA 0.7BH"だった。
早速 1つ、口の中に放り込んでみる。
口の中に広がる香りと甘み、そしてほのかな酸味。とにかく香りがいい。
別にそれほど色んなチョコレートを試したりしてるわけではないけど、これは個人的には好きな味。何よりいいのが、甘さがかなり控えめな事。
こちらのチョコレートは大体どれも異常に甘くて歯が溶けそうになるのだけど、これは日本の上品めなチョコレートのようなほのかな甘さで、その分チョコレート本来の香りや味が楽しめるようになっている。
普段、チョコレート以前に甘いもの自体をそれほど食べないのだけど、これは時々口に放り込みたくなる、と思わせるチョコだ。
注文ページを確認してみたところ、どうやらアメリカ国内にしか配送してもらえない様子。なので日本からはちょっと入手は難しいかもしれない。けど、チャンスがあったら試してみるといいかもしれない。
# 知り合いで興味のある人はご連絡下さいませ。
# 転送するか次回の帰国時にお届けしたりするかもしれません。
チョコレート2.0、というとさすがにうさんくさい言い過ぎな気もするけれど、試みとしてはなかなか面白い感じがするので、今後の展開に注目していこうと思う。
であ、また。
Twitterの from対応のメール(Twitter Stream編)
もう結構経ちますが、Twitter Streamもfrom対応
(Twitter Stream上で発言すると公式 Webなどでfrom TwitterStreamという表記とリンクが張られる)をしてもらいました。
この対応は Twitterの開発メンバーの @Al3xに直接メールを送って対応してもらうのですが、その時に送ったメールをご紹介。
ちなみに前回 Twitter Lineの時に送ったメールは 別の日記で書いてますが、今回はちょっと内容を変えてあります。
内容は次の通りです。
FLOATwitterをバージョンアップしました
昨日の Twitter Streamの公開に続き、FLOATwitterを約 1年ぶりにバージョンアップしました。
FLOATwitterは Twitterの友達(Followingしているユーザー)のアイコンを次々に表示、辿っていけるサービスです。
友達を増やしたい場合や、色んなアイコンを眺めてみたい場合に活用できるのではないかと思います。
さて、今回のバージョンアップは見た目上の変化はありませんが、最初の開始時にパスワードを入力する必要がなくなった他、最初の 100人目移行のアイコンも辿れるようになりました。
パスワード入力欄はまだ残っていますが、これは必須項目ではありません。ユーザー名を入力するだけで FLOATwitterを開始することができます。
この際は APIを消費しないため、1時間 70回の制限を回避することができる他、自分以外のユーザーの Followingも辿ることができるようになります。
(ちなみに、最初はパスワードを必須としていたのは、プロテクトなユーザーも表示するためというよりは、常に自分自身を起点にするようにしたかったという意図がありました。
ですが Twitterは元々オープンなシステムなのと、始めたばかりの方は誰かのアカウントから見たほうがたくさんのアイコンを辿れるという点、そして API制限の観点から、今回のパスワードの変更に至りました。)
そして、これまでは最初の(登録日が古い順で) 100人分のアイコンが辿れなかった状態を改善し、同じアイコンをクリックすると、次の 100人分を表示するように変更しました。
(自分の直接の Followingは 右上の 三角が二つ並んだアイコンで表示できます。)
どうぞお試しになってみてください。
であ、また。
Twitter 1周年と新サービス「Twitter Stream」
早いもので今日 4月 5日(こちらも日付変わって昨日ですが)で、Twitterを始めて丁度 1年になりました。
Twitterをはじめてからいろんな事が変わった気がします。
そしてこんなにたくさんの方と知り合うことなど、Twitterなくしてはありえなかったことでしょう。
Follower、Followingの皆様、これからもよろしくお願いいたします。
さて、そんな記念日にあわせて、本日新たな Twitterサービスを公開します。
それがタイトルにもある「Twitter Stream」です。
これは、Twitterの発言を一定の間隔で自動的に表示していくもので、いわば Twitter Lineの Web版といった感じです。
機能的な違いは Twitter Linesは Firefoxのツールバー上に 1発言ずつ表示するのに対し、Twitter Streamは Twitterの本家 Webサイトのように新しいものから順に上から並べて表示していきます。
また、Twitter Lineにない機能として、指定したキーワードをハイライト(別色)で表示させる機能も持っています。
きっかけはオフ会など大勢で Twitterを見ているときにいちいち更新しなくても ustreamのチャット的に次々に発言が流れていくと面白いんじゃないかなという思いつきからです。
また、何か作業しているときにデスクトップの片隅や別のマシン上で発言を流しておくといった感じにも使えるのではないかなと思っています。(後者は Twitter Line的な発想ですね。)
...なんとなく Greasemonkeyとかでも実現出来そうな気がしますが、まあいいでしょう。
勢いで作ったので発言のリンクなどまだ機能的に不十分ではありますが、徐々にメンテナンスしていきたいと思います。
動作は IE6・7、Firefox2、Safari3(MacOS 10.5)で確認しています。
よろしければお試しになってみてください。
であ、また。