2007年11月 記事の一覧
OLPCの Give 1 Get 1に参加した
本日(北米時間 11/12)から、One Laptop per Child(OLPC)の Give 1 Get 1プログラムが開始されました。
既にニュースサイトなどで何度も紹介されているのでご存知の方も多いかと思いますが、OLPCは発展途上国の子供たち一人一人に一台のラップトップ PC (XOラップトップ)を提供するという取り込みです。(このラップトップ PCが 1台当たり 100ドルでの量産を目標にしていることから「100ドルPC」などと呼ばれています。)
詳しくは日本語の Wikiなども用意されていますので、そちらをご覧になってみて下さい。
そして、今日から始まったプログラム Give 1 Get 1は、2台分の金額($400)で XOラップトップ 1台を寄付し、もう 1台を個人で受け取るというもので、現在は北米地域の居住者のみが対象となっています。
...ちょうどタイミングよく北米在住なので、申し込みんでみることにしました。
既に以前 OLPCの Webサイト上でメールアドレスを登録していて、Give 1 Get 1プログラムの開始時に案内が来るようになっていました。
そして今朝、起きてすぐにメールボックスを確認してみると、予定通り開始を告げるメールアドレスが届いたので早速注文ページへ。注文は台数と、カードの番号と住所、電話番号、メールアドレスなどを入力して、比較的あっさりと注文が完了しました。(ちなみに、送料を合わせて $423.95でした。)
案内メールに
early purchasers have a better chance of receiving their XO laptops by the holidays.
(意訳:早めに申し込むとホリデーシーズンまでに届くチャンスが高まるよ。)
と書かれていたので、12月前後(で合ってる?)には届くかもしれません。
あと、このメールには
T-Mobile is offering donors one year of complimentary access to T-Mobile HotSpot locations throughout the United States, which can be used from any Wi-Fi-capable device, including the XO laptop.
(意訳:T-Mobileが寄付した人に米国内のホットスポットへの 1年間無料アクセスを提供するよ。XOラップトップを含む、Wi-Fiが使える機器で使えるよ。)
とも書いてあり、どうやら T-Mobileがが使えるようになりそうです。(T-Mobileはスタバや空港などで有料の Wi-Fiホットスポットを展開してる。)
個人的にはこの費用を寄付とかにまわせよとか、ちょっと思ったりもするのですが、これが寄付へのモチベーションになるならよいかもしれません。(だとしたらもっとアピールしてもよさそうだけど...)それにスタバで Wi-Fiを使えるようになるのはかなり便利なので、せっかくですから活用させていただきます。
というわけで、実際に商品が届いたらまたレポートしようと思います。
ちなみに個人的には PC自体への興味というよりは、プロジェクトへの賛同と、実際に子供たちが使うことになるインターフェイスに対する興味のが強いので、あんまりハッカーライクな事はしないと思います。その点はご了承くださいませ。
プロジェクトの拡大と、到着が楽しみです。
であ、また。
日本語を余計に翻訳をする「にほほん」を公開しました
日本語から日本語へ余計な翻訳する「にほほん」というサービスを本日リリースしました。
これは、日本語を一度英語などの外国語に翻訳してから、再度日本語に翻訳するという、実に余計なサービスです。
しかも、外部の翻訳APIに複数回翻訳リクエストを投げているので、実用性があまりない上に無駄に負荷をかけるという実に迷惑なサービスだったりします。
ちなみに翻訳 APIには WebserviceX.NETの Tlanslation APIと EJ, JE Translation APIを利用させていただいております。(本気で怒られたら引っ込めます。)
実はこのシステム自体は去年の 10月にできていました。開発のきっかけになったのが、会社の中でのちょっとした発言。
ちょうどそのとき、会社の方が英語メールの作成(か読解)をしていた時に、一度翻訳をしてから、再度翻訳をして意味を探るといったことをしてました。
それを見たほかの方が、「何回も翻訳させると表現がぐちゃぐちゃになるから、これをわざとするサービスみたいのあると面白いんじゃないか。」とつぶやいたので、実際に作ってみた、というのが始まりです。
ただ、当初は WebserviceX.NETのみを使っていたのですが、しばしば翻訳が失敗してしまうため(現在もよく失敗します。)、一般公開するには少々厳しい状態でした。
そしてその後 EJ、JE Transelation APIが公開され、ここに来て個人的なモチベーションも(おそらく一時的に)上がったため、今回の公開に至りました。(約 1年のブランクがあったため、両者で実装形態がちょっと異なっていたりします。)
実用性はほとんどありませんが、強いてあげれば複数の言語に翻訳が可能であることと、翻訳性能の比較が行えるといったところでしょうか。
あと個人的に感じたのは、言葉の表現の変化や色付けをある種機械的に行っているという意味で、言葉のヴォコーダーみたいにならないかな、と。まぁ、意味がまったく変わってしまうのが大多数ではありますが...
なんか他にも面白い使い方があるかもしれませんので、よろしければお試しになってみてください。
であ、また。